タイ少数民族の豪華な刺繍です

タイの少数民族の刺繍−1

スパンコールやビーズが入り、金糸銀糸で彩られた大変豪華な刺繍です。サイズが1250mm×85mmと大きく、厚みが35mmも有ります。この美しさをどのように引き立てれば良いか考えます

また相当な重量がありますので、額縁の中で落ちないような加工が求められます

大きくて重さもあり形も変形と、額装には難しい作品です

下地の作業が大切です

タイの少数民族の刺繍

絨毯ほどの重さのある刺繍ですので、額縁の中でたれないようにしっかりしたスチレンボードに形を整えながら縫い付けます

このときに4辺の直線を出しておかないと、後へ行くほど作業が難しくなり綺麗に仕上がりません

この様な作品は下地作りが大切で、この時点での手のかけ方で額装の出来映えが異なります

変形への対応を行います

タイの少数民族の刺繍

縫い付けた刺繍の周りにマットを取り付る作業です

マットは黒の別珍を厚紙に貼り込んで作ります
直角が出ていないので、4辺共、異形に作らなければならず、「現物合わせ」で進めます

刺繍の厚みと合わせながら、マットを取り付けていきます

フレーム選びのポイント

タイの少数民族の刺繍

豪華な作品にはシンプルなフレームがおすすめです

飾りの多いフレームは自己主張が強く、作品の華やかさと喧嘩をするので、中身を引き立てたい時には避けます
そして作品とのボリュームのバランスに気をつけます

完成重量は16Kgになりました。これ位の重さでしたら、石膏ボードの壁に充分掛けることが出来ます

タイ少数民族の小さめな刺繍

オートクチュール刺繍 オートクチュール刺繍

サイズが360×360mmで袋状になっています

詰め物をしてクッションとして作られている様子ですが、スパンコールや大粒のビーズが付いているところから、装飾品として使われる物のようです

こちらも厚みがあって素晴らしい刺繍です

額装はボリュームとバランス

オートクチュール刺繍 オートクチュール刺繍

背景になる布を貼り込んだボードに刺繍を整形しながら縫い付けます
フレームはボリュームを合わせ且つシンプルな物を選び、表面のアクリルやそれを固定するためのスペーサー、別珍を貼り込んだマットなどを用意して組み立てます

暗い額の中から浮き上がる

オートクチュール刺繍 オートクチュール刺繍

焦げ茶の額縁の質感と別珍の柔らかさが、華やかな刺繍を引き立てて、とてもきれいな額装に仕上がりました

あらかじめお部屋の壁やドア・家具の色を伺い、フレームの色を合わせると、お部屋に飾って頂いた時にとても引き立ちます

まかせて安心・おまかせ額装!
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