オートクチュール刺繍の額装
オートクチュール刺繍は、フランスのオートクチュールを手がけるアトリエで長い間培われてきた伝統の刺繍です
どんな生地にでも出来るそうですが、今までお受けした物はポリエステルオーガンジーという生地が使われて、生地の性質から額装は難しさが伴います
オートクチュール刺繍は、フランスのオートクチュールを手がけるアトリエで長い間培われてきた伝統の刺繍です
どんな生地にでも出来るそうですが、今までお受けした物はポリエステルオーガンジーという生地が使われて、生地の性質から額装は難しさが伴います
ポリエステルオーガンジーには、糸が細くてふわふわの生地が有ります。この場合布目がどちらへでも動いてしまうので、マットに張り付けることが非常に難しくなります
そこで、スチレンボード上で均等に引っ張りながら数百本ものまち針を打って仮止めをし、均等に張って置いて一気にマットへ貼りつけるという方法を採ります
ビーズやスパンコールが多用されているのも、この技法の特徴です
重さに耐えられるように強力なテープを使って貼り込み、厚みに対してはマットやフレームの構造で対応します
オートクチュール刺繍は両面から見える額装のご注文が多いので、裏からも見える加工もお受けしています
この場合は額縁の裏板を透明なアクリル板に変えて固定します
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