1. TOPpage
  2. 絨毯の額装

様々なストーリーのある絨毯を大切に額装いたします

絨毯は、こんな方法で額装します

lag-1

ペルシャ絨毯、トルコ絨毯共に生産される地方により柄に特徴が有るようですが、どれもすばらしい色彩と絵柄で、とても額装映えがします

海外旅行のお土産の中でも、額装のご注文が多いのが絨毯です。

はじめから額縁が付いている場合は、貧弱な物が多く、外してみるとフリンジに両面テープの糊がべったり付いていて、この糊は取ることが出来ませんので、これからお求めになる方は、額無しがお勧めです
写真左側が糊の付いたフリンジです
額装は、通常この部分を隠して行います

ボリュームと質感、絨毯とのバランスを見ながらフレームを選びます

lag-2

フレームとマットは絨毯の色、構図、質感に合わせて選ぶのがポイントです

特にフレームのボリュームと質感は大切です

どんな額装でもいえることですが、中身とフレームのバランスがとれないと、作品を押しつぶしたり、貧弱な仕上がりになります。何となくおかしいと感じる額装は、このバランスがとれていない場合がほとんどです

一般的な絨毯は色彩が渋く繊細な絵柄が多いので、細く渋めのフレームと濃いめのマットの組み合わせが似合います

下地に手間を掛けることが、きれいに額装するファーストステップです

lag-1

絨毯は重量があるので、しっかり取り付けておかないと、時が経つと額の中で落ちたりタレたりします

そこで当店では、軽いスチロールのボードに、糸で縫い付けることで、額縁内での落下と額装重量の増加を防いでいます

また、この作業で4辺の角度の微妙な狂いを割り出し、マットの窓開けサイズを決めます

大変手間が掛かりますが、額装品はお客様のお手元で長期間展示されますので、物理的にも耐えられ、長く楽しんで頂けるようにしておきたいと思います

フレームとのマッチング、マット色の組み合わせは、感覚的な作業です

lag-2

絨毯には布製マット、中でも別珍のように毛足の長い布の使用が良く似合います

ポリエステル系のベルベットは鮮やかできれいですが、絨毯には色の渋さを持った綿別珍の方が良く合います。特に渋いグリーンの生地は絨毯の色柄を引き立てます

布マットに絨毯が溶け込んでしまう場合、さらに味のあるゴールド色のマット紙を用意、二重にセットします

残念ですがこのクラシックゴールドのマットはアメリカからの輸入が止まり、現在では手に入りませんので、手元に残った在庫品を大切に使っています

さらに、質感を引き立てる工夫も必要です

lag-1

マットの組み合わせはきれいですが、これだけでは絨毯の質感が出て来ません

そこで、金マットの剣先に、樹脂製の硬質な金色の刃先を付けます。 こうすることで、柔らかい絨毯の質感が引き立ち、豪華な感じも出てきます。 また、立体感を出すために、布マットと金マットの間を5mmほど開け、濃い緑の布マットの奥に金マットと絨毯が見えるようにしてあります

絨毯とフレームとマット、それぞれの色がマッチして引き立て合って居るのがお分かり頂けるでしょうか

絨毯に合わせて額縁をお作りします

絨毯額装-完成1

絨毯の額装は、ほとんどがこのページををご覧になってのご注文です

ペルシャ絨毯やトルコ絨毯は、本来はインテリアとしての実用品ですが、あまりにもきれいなために額縁に入れて鑑賞したり、お部屋の飾りとしてご利用になるのに適しています

「長い間気になっていたのだけれど、センスの良い額縁を作るところが見つからなくて」とおっしゃる方も多く、出来上がってお渡しすると、皆様大変喜んで下さいます

お値段の目安です

左の写真は最近お作りした額装例です
絨毯サイズ310×260mm で約¥24,000(税込み価格)でお作りできます。